2010年1月31日日曜日

世界をだました男 by F.アルバネル



20世紀最大の詐欺師と言われた男の自伝(ノンフィクション)。

あるときはパンナム副操縦士、
あるときは病院のレジデント、
あるときは大学講師・・・。
変幻自在に身分を偽り、小切手詐欺を働く。
16歳から21歳までに稼いだ総額250万ドル(2億円以上!)。

これが実話だという部分では驚愕に値するが、話としては『うーーーん』という感じ。
この話の舞台は60年代、つまり今のようにコンピューターが発達する前の話。
彼の手口は今の世の中では通用しないだろうなぁ・・・そんな部分がイマイチ楽しめない原因なのかもしれない。

でも、彼が収容された各国の刑務所の処遇比較は面白かった。
  フランス・・・最低最悪、気が狂う
  スウェーデン・・・最高、居心地良し
  アメリカ・・・悪、でもちょっと間抜け